2024年、料理インスタグラムアカウント「30分ごはん」の名のもとに起こった詐欺事件が、SNSの安全性と信頼性に関する重要な議論を呼び起こしました。この事件では、人気のあるアカウントが背後で詐欺師によって買い取られ、情報弱者をターゲットにした悪質な詐欺活動が行われました。さらに、この過程で元大食いYouTuberで美容系インフルエンサーの「牛乳ちゃん」の顔写真が無断で使用され、大きな波紋を広げたのです。ここでは、「30分ごはん 詐欺」事件の全容と、ソーシャルメディアを利用する上での注意点について詳しく解説します。
「30分ごはん」詐欺事件の概要
「30分ごはん」詐欺事件の概要
2024年某日、料理インスタアカウント「30分ごはん」の運営者が、インスタグラム上で顔写真を公開しました。
しかし、この公開された写真が他人のものであることが判明し、炎上に至りました。この騒動により、アカウントは削除され、運営者は逃亡する形となりました。
後に明らかになったのは、
このアカウントが詐欺師によって買い取られ、情弱な主婦をターゲットにした詐欺活動に利用されていた
ということでした。
信頼を得るために他人の顔写真を公開したものの、この転載がバレてしまい、事態はさらに悪化しました。
この事件は、ソーシャルメディアの信頼性と利用者の警戒心に関する問題を改めて浮き彫りにしました。
勝手に顔を使われた被害者は牛乳ちゃん
今回無断で顔画像を悪用されたのは、元大食いYouTuberで美容系インフルエンサーの「牛乳ちゃん」です。
- 名前:牛乳ちゃん
- 本名:不明
- 生年月日:1996年7月18日
- 出身地:青森県
- 職業:大食いYouTuber、美容系インフルエンサー、キャバ嬢
- 活動開始:2019年4月25日にYouTubeチャンネル開設
- 活動終了:2019年末にYouTubeとSNSを削除、失踪
- 再開:2021年から活動を再開
- 消えた理由:量が食べれなくなり、病んでしまったため
- 身体の状態:過食嘔吐を繰り返し、体重管理に悩む
- 美容整形:整形しており、顎、鼻、涙袋に手を加えている
- パパ活:パパ活アドバイザーとして活動し、年収が約6000万円と推測
- 現在の活動:創作活動や、漫画家を目指し漫画を描いている
なかなか波乱万丈な人生を歩んでいる方ですね。
今回の事件には本人も困惑している様子が伺えます。
詐欺の内容と被害者の数
現状分かっている詐欺内容とその被害者については下記のとおりです。
- 数百人の人が詐欺被害に遭っている
- 詐欺内容はFX関連や情報商材の販売
- お金をバラ撒いてFXへ勧誘し、最終的に全額抜き取ってトンズラ
「30分ごはん」のアカウントは売却or乗っ取りされていた?
2024年に入ってから投稿がおかしくなった
「30分ごはん」は2024年年明けくらいから投稿の内容がおかしくなっていったようです。
旦那が浮気してるかも
↓
旦那が私が養ってあげていた
↓
だから離婚した
↓
急にセレブな投稿が増える
↓
料理の投稿を全然しなくなる
別人になったかのような変わりようです。
おそらく「30分ごはん」の中の人がアカウントを売却し、買い取った人が詐欺を行ったのだと思われます。
インスタグラムアカウントの売買は禁止行為
インスタグラムのアカウント売買に関しては、インスタグラムの利用規約では、アカウントの売買や譲渡を禁止しています。したがって、インスタグラムのポリシーに違反する行為となります。違反が発覚した場合、アカウントが凍結されるリスクがあります。しかし、合法性の問題は国や地域の法律によって異なるため、法的な側面で完全に「違法」と断言することはできませんが、インスタグラムの利用規約には反しているという点で、推奨される行為ではありません。
情報弱者を狙った新しい詐欺の手口
今回の事件は
主婦層がターゲットの人気SNSアカウントを買収
↓
稼げているアピールで夢を見させる
↓
LINEへ誘導し、詐欺をはたらく
という、情弱な主婦をターゲットにした詐欺行為です。
今後、ソーシャルメディアを利用した詐欺の手口は増加する傾向にあります。
技術の進歩とともに、詐欺師たちはより巧妙で悪質な方法を用いて、情報弱者を狙うでしょう。
これにより、利用者は自己の情報を保護し、疑わしい内容に対して常に警戒する必要があると言えます。
まとめ
- 「30分ごはん」のインスタアカウントが詐欺に利用された
- 勝手に使用された顔写真が炎上の原因に
- 詐欺師がアカウントを買い取り、主婦をターゲットにした
- 数百人が詐欺の被害に遭っている
- 詐欺内容はFX関連や情報商材の販売
- アカウントは2024年に入って投稿内容がおかしくなった
- インスタグラムの利用規約ではアカウントの売買や譲渡は禁止
- 情報弱者を狙った新しい詐欺の手口が増加傾向にある