2024年2月、筋トレ界隈に突如として誕生した「メンズウェルネス」という言葉が物議を醸しています。
今回は
- メンズウェルネスとは
- メンズウェルネスが物議を醸している理由
が気になったので調べてみました。
メンズウェルネスとは
メンズウェルネスとは、ボディビルコンテンストのカテゴリの1つで、
女性のカテゴリである「ウェルネス」の男性版
です。
ブラジルで開催された、Roraima Classic(ロライマ クラシック)というコンテンストの2024年大会で新設された部門です。
特徴としては
- 出場対象の性別は男性
- ビキニパンツを履き、ブラはしない(トップレス)
- 女性的なヘアメイクとポージング
が挙げられます。
そもそもウェルネスとは
ウェルネスは、元々は
フィットネスコンテストの女性用のカテゴリ
です。
女性のカテゴリで最も人気があるのはビキニです。
上の画像は「JBBF-フィットネスビキニ部門」の大会の様子です。
右から3番目の選手はメディアにも引っ張りだこの安井友梨さんです。
それに対し、ウェルネスはビキニよりもややサイズ(特に下半身)が必要なカテゴリです。
上記はオリンピア 2022のウェルネスのチャンピオンであるFrancielle Mattosです。
ビキニと比べて各筋肉が大きく、男性的な体つきというか、逞しい印象があります。
このウェルネスというカテゴリを、男性のカテゴリに落とし込んだものがメンズウェルネスです。
メンズウェルネスが物議を醸している理由
メンズウェルネスが物議を醸している原因は、
ウェルネスは、元々女性の身体のしなやかさ、美しさに、筋肉をつけることで争うカテゴリ
であるからと考えられます。
「たくましさ」が目立つ男性的な肉体の選手がウェルネスのカテゴリに出場するということは、
そもそもウェルネスの目指していたものに合致するのか?
という疑問がメンズウェルネスというカテゴリが物議を醸している理由です。
今回話題となった選手
今回メンズウェルネスに出場し、話題となったのがSan Moraesという男性の選手です。
彼はSNS上で、自身がゲイであることを公表しています。
また、彼はメンズウェルネス部門について以下のように語っています。
メンズウェルネス部門は、男性がその強さ、美しさ、身体能力を発揮する機会であり、スポーツに居場所がないことが多い人々を含めることの重要性を忘れてはならない。
私たちの主な目標は、男性は男性と、女性は女性と競争することです。そうすることで、誰もが自分の居場所を持ち、公平になる。
https://www.instagram.com/p/C3OhkvJOn4s/
メンズウェルネス部門は
男性が、男性の強さと美しさを、男性と競争するためのカテゴリ
であるということでしょうか。
ネットの声
これに対し、以下のような意見がありました。
賛否はありますが、自分はアリです。まだまだ始まったばかりのクラスかと思うので基準やボディメイクの仕方、こまかなレギュレーションを整えればと思うのと写真の方の筋肉は美しいので、ごりマッチョが男の筋肉ではない…新たなボディメイクとも受け取れれば…。 LGBTQ+の考えでもアリと思います
自称女性の男が本来のウェルネスを荒らさないように団体が先手を打ったんじゃないかな
ボディビルってのは心の性で競ってるわけじゃなくて身体の性で競ってるわけなんでいらないと思います。
個人的にはセクシーすぎて鼻血が出そうです。筋肉ラブ。
あんまり興味は沸きませんが…
気になるのはなんでゼッケン股間にぶら下げてるんだろうと…
肯定的な意見と批判的な意見が半々という感じでした。
みなさんはどう思われましたか?
まとめ
今回は
- メンズウェルネスとは
- メンズウェルネスが物議を醸している理由
が気になったので調べてみました。
多様性が進んでいく現代ならではですね。