【競輪】太田海也の強さの秘訣はボート！大学中退後働いていた自転車屋はどこ？

太田海也選手は、ボート競技での成功を収めながらも大学を中退し、新たな道を模索する中で、自転車屋との出会いが彼の人生を大きく変えることとなりました。

本記事では、太田選手がどのようにして競輪の世界に足を踏み入れたのか、彼の自転車屋での経験と師匠との出会いを中心に紹介します。

彼の競技人生の転機となったエピソードや、ボート競技から競輪へと転身した背景を詳しく掘り下げていきます。

太田海也の強さの秘訣はボート！

体操やレスリング、ラグビーにサッカー：様々なスポーツを経験

太田海也選手は幼少期から様々なスポーツに取り組んできました。体操を始め、レスリング、ラグビー、サッカーと幅広い競技を経験しています。

小学校に入学する前は体操を行い、その後も積極的に多くのスポーツに挑戦してきました。

中学時代にはサッカー部に所属し、そこでの経験が現在の競輪競技にも活かされています。これらのスポーツを通じて、太田選手は身体の柔軟性や体力、競技に対する真摯な態度を培ってきました。

多岐にわたるスポーツ経験が彼の総合的な運動能力を高め、競輪という新たな舞台での成功に繋がっています。

高校でボート部に入り高校総体で優勝

太田海也選手は岡山県立備前緑陽高等学校に進学し、ボート部に所属しました。高校時代にはボート競技で頭角を現し、全国高等学校総合体育大会（高校総体）で優勝するという輝かしい成果を収めています。この優勝経験は、彼のスポーツキャリアにおいて重要なターニングポイントとなりました。ボート競技で培った体力や精神力、チームワークは、後の自転車競技においても大いに役立っています。高校総体での優勝は、太田選手が持つポテンシャルを示す一例であり、彼の努力と才能が実を結んだ瞬間でした。

大学でボートの強豪校に進むも7ヶ月で中退

高校総体での成功を受け、太田海也選手はボート競技の強豪校である日本大学に進学しました。大学ではさらに高いレベルでボート競技を続けることを目指しましたが、わずか7ヶ月で中退してしまいます。その理由は、大学での競技生活において、自分の能力と日本のトップレベルとの差を痛感したこと、そしてそれに伴う挫折感からでした。この挫折を通じて、彼は一度ボートへの情熱を失い、競技から離れる決断をしたのです。しかし、この経験が彼にとって新たな道を切り開くきっかけとなりました。

ボートでの経験が自分の強みと語る：使う筋肉は真逆？

太田海也選手は、ボート競技で培った経験が競輪においても自分の強みとなっていると語ります。ボート競技と競輪では主に使う筋肉が異なるため、一見すると使う筋肉が真逆のように思われるかもしれませんが、実際には全身をバランスよく鍛えることが重要です。

ボート競技では、特に上半身の筋肉が重要です。広背筋や僧帽筋、三角筋、そして上腕二頭筋や上腕三頭筋が、オールを引く動作で大きな役割を果たします。これらの筋肉は強力な漕ぎ動作を支え、安定性とパワーを提供します。

一方で、ボート競技では脚の筋肉も重要です。大腿四頭筋やハムストリングス、臀筋が漕ぎ出しの力強さを支えます。脚の筋肉が全身の動きと連携することで、効率的な漕ぎ動作が可能となります。

競輪では、特に脚の筋肉が重要です。強力なスプリントや持久力を支えるために、太ももの筋肉や臀筋が大きな役割を果たします。しかし、ボート競技で鍛えられた上半身の筋肉も、バランスとパワーを提供し、競輪においても有効に機能します。

このように、ボート競技で培った全身の筋力とバランス感覚は、競輪においても大きな強みとなっています。太田選手は、ボート競技での経験が現在の競輪選手としての成功に繋がっていると確信しています。

太田海也が大学中退後働いていた自転車屋はどこ？

サイクルショップフリーダムで働いていた

太田海也選手は、大学を中退して岡山に戻った後、自転車競技への第一歩を踏み出すきっかけとなった場所がサイクルショップフリーダムです。

この店に初めて足を踏み入れたのは、アルバイト先への通勤用の自転車を購入するためでした。自転車について何も知らなかった太田選手ですが、店内でスタッフの説明を受け、自転車の魅力に惹かれていきました。

やがて、サイクルショップフリーダムで働きながら自転車の知識を深め、次第に自転車競技への興味を抱くようになりました。

師匠と出会い、人生が変わる

サイクルショップフリーダムで働いていた太田選手にとって、人生の大きな転機となったのが店主の恒次智さんとの出会いです。

恒次さんは太田選手の潜在能力を見抜き、自転車競技への挑戦を勧めました。当初、太田選手はボート競技で燃え尽きていたため、競技への再挑戦には消極的でした。

しかし、恒次さんの「趣味程度で大会に出てみたら？」という助言が彼の心に響きました。この出会いが、太田選手の新たな道を切り開く重要なポイントとなりました。

初出場の大会でいきなり優勝！競輪の道へ

恒次さんの勧めで、太田選手は初めて自転車競技の大会に出場することを決意しました。初めての大会では、ルールも走り方もほとんど知らない状態でしたが、恒次さんの指導のもとで練習を重ねました。

その結果、初出場の大会で見事に優勝を果たしました。この驚異的な成果が、彼の自信とモチベーションを大いに高め、自転車競技に本格的に取り組む決意を固めるきっかけとなりました。これ以降、太田選手は競輪の道を進むことを決意し、さらなる高みを目指して努力を続けています。

太田海也プロフィール

• 名前: 太田 海也（おおた かいや）
• 生年月日: 1999年7月27日
• 出身地: 岡山県岡山市
• 身長: 174センチ
• 体重: 78キロ
• 血液型: O型
• 競技: 自転車競技、競輪
• 級班: S級2班（2024年後期7月～12月はS級1班に昇班予定）
• 期別: 岡山121期
• ホームバンク: 玉野競輪場

まとめ：太田海也の強さの秘訣はボート！大学中退後働いていた自転車屋はどこ？