2024年5月22日、滝沢ガレソ氏の投稿がSNS上で大きな話題となりました。この投稿は、星野源さんとNHKアナウンサーの不倫疑惑を示唆する内容で、急速に拡散されました。
これに対し、星野源さんの所属事務所であるアミューズは、名誉毀損として法的措置を検討する声明を発表しました。
この事件が裁判に発展した場合、損害賠償額はどのようになるのか、滝沢ガレソ氏は名誉毀損で負けるのか、詳しく見ていきます。
星野源の不倫疑惑拡散騒動についてはこちら
- 滝沢ガレソ氏の投稿が星野源さんに関する不倫疑惑を拡散した経緯
- アミューズが名誉毀損として法的措置を検討していること
- 滝沢ガレソ氏の投稿における具体的な内容と反応
- 裁判に発展した場合の損害賠償額の可能性
滝沢ガレソが星野源の不倫のデマ?を拡散
- 騒動の経緯
- 所属事務所アミューズは早朝4時に声明を出す本気度
騒動の経緯
今回の騒動は、2024年5月22日に滝沢ガレソ氏がX(旧Twitter)で投稿した内容から始まりました。この投稿では「超有名女優とドラマ共演して電撃結婚した男性歌手がNHKアナウンサーと不倫している」との内容が書かれており、星野源さんを連想させるものでした。
滝沢ガレソ氏の投稿は、公開から24時間以内に1.2億インプレッションを超え、爆発的に広まりました。具体的な名前は出されていませんでしたが、多くのユーザーが星野源さんと新垣結衣さんのことを指していると推測しました。
この投稿には以下のポイントが含まれていました。
- 超有名女優とドラマ共演して電撃結婚した男性歌手
- NHKアナウンサーと番組共演
- 結婚後に不倫発覚
- 所属事務所が10億円を支払って記事をもみ消した
この投稿により、SNS上で星野源さんに関する憶測や噂が一気に広がり、多くのユーザーが真実かどうかを気にする事態となりました。
所属事務所アミューズは早朝4時に声明を出す本気度
騒動が広がる中、星野源さんの所属事務所であるアミューズは迅速に対応しました。
2024年5月23日の早朝4時に、公式X(旧Twitter)で声明を発表しました。このタイミングは、通常の企業活動時間外であり、アミューズの対応の本気度を示しています。
声明では、以下の内容が含まれていました。
- 滝沢ガレソ氏の投稿がアミューズ所属の星野源さんに関するものであるとの指摘が多く寄せられていること
- 星野源さんに関してそのような事実は一切ないこと
- アミューズが記事をもみ消した事実もないこと
- 虚偽の情報の拡散や発信には法的措置を検討すること
また、星野源さん自身も同日にInstagramストーリーズで不倫疑惑を完全に否定しました。さらに、新垣結衣さんも自身のXプロフィール欄を更新し、「いま騒がれ噂されている件に事実はひとつもありません」とコメントしました。
アミューズの迅速かつ強力な対応は、事務所がこの騒動を非常に重視していることを示しています。この対応により、一部のユーザーの間での憶測や噂が続いているものの、公式な立場としては明確に否定されています。
ガレソは名誉毀損で訴えられたら負ける?
- ガレソ氏は投稿において個人名を出してはいない
- 個人名を出してきたリプライに対し反応している
- 実際に裁判になったらどうなる?
ガレソ氏は投稿において個人名を出してはいない
滝沢ガレソ氏の投稿は、星野源さんや新垣結衣さんを連想させる内容ではありましたが、具体的な個人名は一切出していません。
投稿内容では「超有名女優とドラマ共演して電撃結婚した男性歌手」と「NHKアナウンサー」といった曖昧な表現が使用されていました。このため、一部のユーザーは特定の人物を連想しましたが、滝沢ガレソ氏自身は具体的な名前を明示せず、あくまで一般的な記述にとどめています。
これにより、法的に名誉毀損が成立するかどうかは、投稿の内容と文脈を精査する必要があります。名誉毀損の要件の一つに「特定の個人を名指ししていること」がありますが、今回のケースでは直接的な名前の言及がなかったため、この点での立証は難しいかもしれません。
個人名を出してきたリプライに対し反応している
しかしながら、ガレソ氏の投稿に対してユーザーが具体的な名前を挙げたリプライがあり、それに対してガレソ氏が反応していたことも事実です。
例えば、あるユーザーが「星野源はNHKの林田アナウンサーと不倫をした」といった内容のリプライを投稿した際、ガレソ氏はそのリプライに対して「🔥🔥🔥」などの絵文字で反応していました。
このような反応は、間接的にではありますが、特定の個人を示唆する行為とみなされる可能性があります。
実際にガレソ氏はリプライに対して複数回反応しており、これが名誉毀損の成立に影響を与える可能性があります。投稿は現在削除されていますが、その痕跡が残っていることで、法的な争いになった際の証拠となり得ます。
ガレソ氏がリプライに対して反応したことが、投稿内容と併せて特定の個人を誹謗中傷していると解釈される場合、名誉毀損の要件を満たす可能性があります。この点が争点となるでしょう。
実際に裁判になったらどうなる?
滝沢ガレソ氏が実際に名誉毀損で訴えられた場合、裁判の行方は以下のような要素に依存します。
まず、裁判所はガレソ氏の投稿が特定の個人を誹謗中傷しているかどうかを判断します。
ここでは、ガレソ氏が星野源さんの名前を出していない点と、リプライに対する反応が重要なポイントとなります。
- 特定性の判断:ガレソ氏の投稿が星野源さんを特定していると判断されるかどうかです。ガレソ氏は名前を出していないため、裁判所が特定性を認めるかどうかが焦点となります。
- 反応の評価:リプライに対するガレソ氏の反応が、特定の個人を示唆していると見なされるかどうかも重要です。この反応が星野源さんを特定していると判断される場合、名誉毀損が成立する可能性が高くなります。
- 虚偽性の確認:アミューズが10億円を支払って記事をもみ消したという内容が虚偽であることが確認されれば、ガレソ氏の投稿が名誉毀損と認定される可能性が高まります。
もし裁判で名誉毀損が認められた場合、損害賠償額は被害の程度や社会的影響、被告の財産状況などによって決まります。一般的に名誉毀損の損害賠償額は数十万円から数百万円程度ですが、有名人や企業に対する重大な名誉毀損の場合、賠償額が1,000万円を超えることもあります。
さらに、アミューズが10億円を支払って記事をもみ消したという具体的な金額が示されている点から、損害賠償額も高額になる可能性があります。具体的な金額は、裁判所の判断によりますが、数千万円から1億円を超えることも考えられます。
このように、実際に裁判になった場合、ガレソ氏が名誉毀損で有罪となれば、多額の損害賠償を支払うリスクがあります。
滝沢ガレソ名誉毀損騒動のまとめ
データAのポイント
- 滝沢ガレソの投稿が星野源の不倫疑惑を広めた
- 投稿は具体的な名前を出していない
- 星野源の所属事務所アミューズは名誉毀損として法的措置を検討している
- ガレソ氏の投稿は公開から24時間以内に1.2億インプレッションを超えた
- ガレソ氏はリプライに対して反応していた
- リプライには星野源とNHKアナウンサーの名前が挙げられていた
- アミューズは早朝4時に声明を出す異例の対応を取った
- 名誉毀損の成立には投稿が特定の個人を示唆しているかが重要である
- 裁判になった場合、損害賠償額は数千万から1億円を超える可能性がある
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